ガイドナンバー GN って  ストロボのお話

最近のカメラってストロボがついていて便利ですよね。

あれば便利で性能は要求していない人が多いと思います。

ちなみに、NIKON D5300 も内蔵ストロボがあります。

使ってみると、純正レンズ18-55VRⅡの近場撮影には有効です。

しかし、レンズによってはケラレが出て、TOKINA トキナー AT-X 12-28 PRO DX ニコン デジタル NIKON 用は広角側は陰が出て使い物になりません。(望遠側28mm側は大丈夫です。)

そこで、問題は?

まず、ストロボの位置ですが、ポップアップでは高さが低くレンズに隠れてしまうとケラレが出てしまいます。

これは、外付けで対応しないと難しいですね。

次に、ストロボの有効エリアの問題です。

ストロボにはガイドナンバーがあり、純正内蔵はどの程度かと思い調べてみると、(NIKON D5300の場合)

ガイドナンバー:約12(マニュアルフル発光時約13)(ISO 100・m、20℃)

と、なっています。

それでは、ガイドナンバーって?

ガイドナンバー(GN) = 絞り × 撮影距離 (ISO 100・m、20℃)と言われてます。

内蔵ストロボでは、充分な光量が得られません。

純正の内蔵ストロボでどの程度有効なのか?

純正レンズ18-55VRⅡで絞り開放でF3.5

GN12=3.5×○mで 12÷3.5=3.4mまではきれいに撮影できそうです。

純正レンズ18-55VRⅡでF3.5で5m先の物または人を撮影する場合

3.5×5=17.5でGN17.5必要になります。

TOKINA トキナー AT-X 12-28 PRO DXでF4で5m先の物または人を撮影する場合

4×5=20でGN20必要になります。

実際ストロボで撮影する機会が多いのは~10m程度と考えると

4×10=40となりGN40程度が必要になります。

市販のストロボもGN30~60程度が多いですね。

あくまで絞りF4での計算なんで、たとえば明るいF2.8程度のレンズ

なら

2.8×10=28でGN28以上あればいいわけです。

と、いうわけでほどほどの外付けストロボがあれば室内撮影も楽しめますね。

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